かれこれ数年前から大島紬を中心にして南国の着物を紹介する催しを行っています。

大島の魅力に虜になったのは商売の見習い先で出会った時だから、もう20数年前の事。

今では大先輩の社長に誘われ、毎年のように産地に伺い、機屋さんたちと交流しながらお客様との架け橋となって楽しく仕事をさせていただいています。

ブログ記事 → 「鹿児島へ」

今年はお客様と一緒に屋久島観光をしたりと、かなり深いお付き合いまでできるようになりました。

ブログ記事 → 「世界自然遺産の島、屋久島へ」


そして今年もやってきた「南の島のきもの展」

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お得意様にはお馴染みの種子島出身の機屋さんは、ジョークを交えながらの楽しいトークで大島紬を説明してくれます。

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泥染めで有名な大島紬ですが、今では紫芋染めや屋久杉染めなどの草木染めの作品も多く、バリエーションが豊かになっています。

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そして、今回は貴重な琉球の着物や帯も皆さんにご覧頂きました。

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一番貴重な作品はこれ!

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宮古上布です。

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沖縄県宮古島で生産されている国の重要無形文化財となっている麻の織物なんですが、滅多に見られるものではない希少価値の反物で、今回ご来店頂いたお客様は皆初めてご覧になったという方ばかりでした。

そして、もう一つ初めて見たというものがこれ!

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なんとこれ、蘇鉄の実だそうで、わざわざ鹿児島から採ってきていただきました。

笑いと驚きの4日間はあっという間に過ぎてしまいましたが、常連のお客様はもちろん、新しくファンになっていただいたお客様もいて、早くも来年はツアーをやるのか?また催しをするのか?の話題の中、好評の内に終了することができました。

産地のO脇さん、来年もまたお待ちしてますね!

そしてご来店頂いた皆様、ありがとうございました。