昨日までの旅の遅れをようやく取り戻し、いよいよバスでサンクトペテルブルグへ出発です。

朝、タリンを出発し草原と森林を幾度も通り抜け、昼食の時間に合わせて国境の町ナルヴァに
到着しました。


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ナルヴァ城は人工的な音が何も聞こえないくらいシーンと静まり返っており、飛んでいるツバメの羽が空気を切り裂く風切り音が聞こえるほどとても静かな場所でした。


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川を挟んで反対側にはロシアのイヴァンゴロドゥ城があり、


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その脇にロシア側国境の検問所があります。


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これからこの検問所を通り抜け、いよいよロシア入国となるのですが、通過するのに何時間待たされるのかわからないとの事でした。


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国境越えの順番を待つバスの中でロシアの入国カードを記入。
何故なんでしょうか?父親の名前を書く欄があったりして・・・。




エストニア側の出国ゲートが開きロシア側へ橋を渡ると入国の為の検問所がありバスを降りました。

バスのトランクを調べている間に我々は一人ずつ入国審査へ。

空港の荷物を調べるようなエックス線の機械がある場所に並びます。

私の順番が来たので入国審査官の前に行くと・・・、


こっ、怖いっ!


軍服のような制服を着たキレイな女性が私を睨み付けているじゃありませんか!

それは鋼鉄のような表情というか、生まれて初めて見る表情でした。

どこかで見たシーンだな?

金縛りにあったような私の脳裏に浮かんだのは、

子どもの頃見たヨーロッパ戦線が舞台の戦争映画のワンシーンでした。

まるでその中に入ってしまったような感じです。

私はとても相手と目を合わせることは出来ませんでした…。

もちろん無言でスタンプを押してくれ無事入国なんですけど、こりゃ予定が遅れて一人だったら入れる自信はありませんでした…。

良かった良かった!


無事ロシアの地へ足を踏み入れ、バスは一路サンクトペテルブルグを目指します。

が・・・、とにかく道が悪い。

その中をバスはけっこうなスピードで飛ばす!

タイヤがもぎれちゃうんじゃないか、というくらいすごい衝撃の連続でひた走ります。


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さすがにここは減速しましたけど。


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街が近づくと渋滞が始まるのは何処の国でも同じようです。

特にこの日は日曜日だったので郊外のダーチャへ遊びに行った帰りの車の渋滞に巻き込まれてしまったという事でした。


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そしてやっと宿泊するホテル「プルコフスカヤ」に到着したのは夕方の事でした。


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朝から晩まで一日中、悪い道の中を猛スピードで飛ばしてきたのでとても疲れました。

そして部屋にチェックインして窓の外を眺めると・・・、



またしても、怖っ!


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本日二度目です。

私の中にはこの風景は初体験。

ここは、勝利広場という歴史的な広場で、
戦時中ナチス・ドイツ軍に包囲された後、街を守り抜いた勝利を記念して建てられたそうです。

夕食の後、部屋に戻るとこのような感じになっていました。


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暗くなって明かりがついたからからかな?

見てると段々なれてきたなぁ、

なんて言いながら部屋でまた画伯と一杯やる夜なのでした。




“第4日目へつづく”